ストレッチインストラクターという職業の可能性

数年前には、全く聞くことが無かった職種だと思います。
ストレッチインストラクターと同様、ストレッチトレーナー・ストレッチプレイヤーと呼び方は違えどストレッチに長けパーソナルもセルフもこなせるインストラクターを指します。
欧米やヨーロッパ諸国においては既に30年以上も前からパーソナルトレーニングが定着し、この20年で飛躍的な発展を遂げているのです。そこでパーソナルトレーナーと言われる職種も注目され始めました。
 
理学療法士や柔道整復師などが、更に学びを深めスポーツトレーナーとしてスポーツ選手などをケアすることもパーソナルトレーナーの一端となります。
しかし急速な社会的変化を背景に、医薬医療の技術は格段の進歩を遂げ人類の平均寿命は延び続けています。まさに長寿大国である日本が良い例となっています。
その一方で食文化や生活様式が著しく変化し、ストレス社会という反面を兼ね備えてしまった事実も今日においては見逃せないものとなります。
技術革新の今世紀において移動手段が自動車であり、通信手段が携帯電話・パソコンといった昔よりも不健康になっている現状、故に人々は健康維持のためトレーニングジムや散歩・ランニングといった体を動かくことに注目しているのです。
 

四六時中パソコンや携帯電話と睨めっこ。思い当る節はありませんか?

終日、デスクに座って移動手段は電車・バス・車と全く体を動かさない日が週の大半を占めていませんか?
このような生活習慣が、ある部分の筋肉には負荷をかけ反対に別の筋肉が使われずバランスを崩し弱くなってしまっているのです。
便利さと引き換えに、我々人間はストレスや筋肉の低下、アンバランスな体を余儀なくされてしまっているのです。
筋力の低下やアンバランスな体は交換神経・副交感神経の理想とする働きさえも鈍くしてしまいます。
例えば寝不足・疲労・肩こり・腰痛など例を挙げればキリがなく、まさに負のスパイラルと言っても過言ではありません。
上記で上げたように、運動不足はある程度解消できたとしてもバランスの良い筋肉の維持・筋肉作りにはストレッチインストラクターの存在が欠かせません。
 

ストレッチインストラクターとは?

自分の筋肉を自身で伸ばすセルフストレッチには限界があります。
筋肉指数を100とすれば一人で伸ばせるのは60~70と言われています。そしてセルフストレッチではなくパーソナルストレッチを促すストレッチインストラクターは90近くまで指数を上げることが出来ます。
単に体の可動域を広げるだけではなく、細部に至る毛細血管まで血を巡らせ深層筋と呼ばれるマッサージなどではアプローチ出来ない筋肉までターゲットとします。
人間の解剖学・筋肉・運動生理学をしっかりと学び、人にストレッチを促せるプロこそがストレッチインストラクターなのです。
我々フリーストレッチングでも、様々なプロスポーツ選手をケアさせて頂いていますが一般的の方々にも、もっと広く知ってもらうために日夜ストレッチインストラクターが頑張っています。
 

ストレッチインストラクターが活躍できる環境について

ストレッチインストラクターにも、様々な方がいます。

プロアスリートを得意とする人

いろいろなスポーツを熟知し、スポーツ別・種目別に個々にあったストレッチを促スポーツトレーナーは、会社や個人と直接契約する方式が大半です。
もちろん練習や試合などの同行に関しては交通費・宿泊費など別途かかる経費も全てクライアントが支払うことが常識です。 

専門店で働く人

現在ではストレッチ専門店も全国に数百店舗を展開している中、まだまだストレッチインストラクターの人数が足りません。
今後ますます拡大していくであろうストレッチ専門店での活躍のフィールドは計り知れない大きさだと思います。 

フリーランスとして働く人

お見せを持たずジャンルを拘らず老若男女、幅広い方々を対象にストレッチを促す方は、
主に教室形式であったり出張ストレッチ・スポーツジムなどと契約したり活躍されています。 

店舗経営をする人

当店もその一つです。ストレッチの専門店として多くの方にご利用頂いています。
またマッサージや整骨院・接骨院・はり灸院の方々も最近ではストレッチの技術を学びメニュー化されるところが増えてきました。
ストレッチインストラクターとしての活躍の場は無限大にあると確信しています。
 

ストレッチインストラクターのやりがいについて

人に喜ばれる仕事として最高のやりがいを感じられる職種だと思います。
当店でも四十肩で夜も眠れないという方が来店されました。上着を自分で脱ぐことが出来ないほどの重症です。付き添いに奥様がいらっしゃって着衣を手伝っていました。約60分のストレッチで、今まで使っていなかった筋肉をしっかり伸ばし左右のバランスをとったところ1人で上着を着ることが出来たと大喜びでした。
ほんの一例ですが、我々ストレッチインストラクターはお客様・クライアントと一緒になって体を改善することなのです。
1時間のお決まりメニューではありません。
個々に合ったパーソナルストレッチ、そしてセルフストレッチを正確にお伝えし改善という名のゴールを二人三脚で歩むことなのです。
お客様・クライアントに頼りにされ喜ばれる仕事、こんなにもやりがいのある仕事だからこそ今の私があると思っています。
 

まとめ

上記のように、ストレッチインストラクターの活躍の場は、多岐に渡ります。
私は二言目には一生の技術と申し上げていますが、手に職を身につけるということこそ、本当に安定と言えるのではないでしょうか?
独立のために、どのフランチャイズ業態で開業しようかと検討中の方は、ぜひ一度、お問い合せ・資料請求をお待ちしております。